出会い系サイトのトラブルは後を絶たない・・・と思っていたのは一昔前までの話である。かつては毎日のように出会い系サイトに関わるニュースが報道されていたように思うが、今やすっかりその手のトラブルはSNSに移ったように思える。まあ、実際のところは、そう言う犯罪スレスレの行為の主たる場所が、出会い系サイトからSNSに移行したと言うことなのだろう。
それでも僕は出会い系サイトを続けている。SNSに裏アカ作って活動した方が手間も金銭面も楽だとは思うが、何となくSNSをそのようなことに使うのにやや抵抗があったりする。ツールは明確に区別したい口なのだ。
僕はやっぱり出会いはビジネスにはしたくない。SNSでは援助希望と言う名のお金くれる人募集が蔓延しているし、実際のところ、出会い系サイトもその手は結構ある。だからこそ犯罪の温床と言われてしまうのだけど、決してそれだけではないことは僕がよく知っている。
お金くれる彼氏に結婚前提で交際を申し込まれて処女喪失しました
ある出会い系サイトで出会った時の話だが、そこでは僕は「お金くれる人」以外の何物でもなかった。違和感を覚えつつも援助交際に手を出していたことは認める。ただ、女の子にお金を渡したくて出会い系サイトをやっている男性なんて誰もいないだろう。僕も当時はお金を介在させなければ女の子と出会うことすらできなかったのだから、仕方ない選択だったとも言える。純粋に男女とも出会いを望んでいれば「無料でやれる人」なんて言い回しは本来は存在しないのだ。
そんな出会いを諦めかけていた時、ある女の子から「え?お金くれる人なんですか?」と言われた。それは半ば侮蔑に近い言い方だった。僕がすっかりねじ曲がってしまっていただけで、本当に出会いを望んでいた女の子が、その出会い系サイトにはいたのだ。
それがあったから、僕は未だに出会い系サイトを続けている。僕はお金くれる人ではなく、愛をくれる人になりたいと常に思っている。ちなみに、その女の子からは「くれるんなら喜んでもらいますよ」と言われて、実は未だに貢いでいたりするのだけど。
謝礼交際
デート縁